そして順調に今に至る… こんな恥ずかしい馴れ初めを一体誰にいえようか。 私は小さく笑った。 トイレの小さな窓から見える外は、 蝶々が飛び交い、春の陽気に包まれこっちまで楽しくなる。 「ただいま~」 今日もあたしは直人に好きだと言う。 子供だったあの頃、沢山傷つけ迷わせたかわりに。 今度は、あの頃の倍の愛を、直人にあげるんだ。 なんて、思うと気分が良くなる。 さて、今日も頑張るか。