あたしの気持ちの変化など気づかず、直人は八畳程の部屋に入った。 そこには勉強机が四つ置いてある。 「部屋数少ないから相部屋なんだ。ここは四人部屋。」 キョロキョロするあたしに直人が教えてくれた。 「直人君。おやつよ。お友達のもあるからいらっしゃい。」 直人は大声で返事をし、廊下を歩き、襖を開けた。