それから俺たちは夕食を食べて一緒に風呂に入った。



でもやっぱり俺は心のどこかでムカついてた。



花と一緒にベッドに入る。



「花、くっつくな。」



いつも通り花は俺にくっついて来る。



「何で!?」

「したくなる。」

「いつもじゃん。」

「多分今日は優しくできねぇ…。」



花はびっくりした顔で俺を見上げる。



「いいよ？」



は？



「何言ってんの？」

「優しくしなくていい。大和のしたいようにしていいよ？」



花…。



「いい、今日はしない。」

「でもあたしはしたい。」



何!?



花がしたい!?



「でも…。」

「じゃあ、あたしがする。」



そう言って花は俺にキスをした。



いつもと違う荒いキス。