「あはははははははは」 高笑いを一通りに、私を見た。 「あこは君と帰りたがっていたんだ。他の人格を押しのけあこが出るはずだった。それなのに、僕がいる。何故でしょう?」 「え」 「あこは僕に負けたんだ。あこは敗者。あこは負け犬。あこは敗北者。あこは脱落者。あこはいらない人格。僕こそが」 長門は口が裂けるのではと心配するほどニコリと笑った。 「主人格。」 あはははははと高笑いを浮かべる長門には絶句した。 長門こそが主人格? 何言ってんの?