「空。やっぱり私食べないから。」 お姉は直人さんの味方。直人さんが悪くても、絶対直人さんの味方になる。 それが何故だか許せない。いつも同じことを繰り返される鴉孤の身にもなってよ。 席を離れた私を空の腕が掴んだ。否、鴉孤の腕を空の意志で動かし… ええい面倒臭い! とりあえず腕を掴まれた。 「食べろよ。カラスと約束したんだろ?」