「へへ…やっぱりそう来たか!」


「は…?」





わけの分からないことを言い出したあたしにリオは若干眉をひそめた。





「あたし、いい案思いついちゃったの!リオ君よ泣いて驚け!」





「…聞いて驚け、ね」






「…まぁまぁ!でね、いい案っていうのは、毎日護衛の人にはこの部屋に泊まってもらうの!そしたら寝ていても平気でしょ?」






ふっふーんと偉そうに手を腰に当ててるあたしを見てリオは口をポカーンと開けていた。