「わたしは昔、あなたのお母様、レイラ様に仕えていた妖精なのです。レイラ様は、行くあてもなくただ町をさまよっていたボロボロの私を拾ってくれました。」
「そう、だったんだ。」
「そして、私の家族になってくれると言ったんです。人間も誰も信じられなくなったこんな私の…。」
「……家族…に」
「レイラ様のおかげで、今の私がいるんです。」
「………ララ」
泣きながら昔を思い出すように話すララを見て何て声をかけていいか分からなかった。
「レイラ様は、それはそれは美しくお綺麗で……誰よりも人間とモンスターを愛し、誰よりも優しいお方でした。」
「……」
「今の美姫様にそっくりです。」
「……っっ」


