うぅ~ーーー………。 やっぱ…… こいつ嫌い……………。 私がそう思いながら俯いていると 竜がなぜか静かになった。 私は不思議に思って竜を見てみると なぜか竜が難しそうな顔をして 俯いていた。 私は思わず竜の肩を触れた。 「どうしたの? そんな顔して……?」 すると竜は少し驚いた顔をして 私を見た。 「えー……?」 「もしかして私のせい? だったらご、ごめ…ん。」 さすがに……言い過ぎた……かな? 「いやっ、そういう訳じゃねぇから。 大丈夫。」