恋のきせつかも。


『あえてあのことに触れないようにしてるでしょ』

『うん…ばれた?』

もう怒ってないよ、というメールが来たとき、何かほっとして、気が抜けた。

受信トレイにはまだ3件メールが残っていたけど、どーせリンと先輩。

今はメールしたくなかった。

リンたちはほっぽって、その日は銀河とのメールに集中した。

久しぶりの銀河とのメールは、とっても楽しかった。

胸が弾んだ。

昔に戻ったみたいだった。