Rain 2

いろんな気持ちが交錯してた。



裏切られた気持ち、信じてた気持ち、好きだった気持ち…




あたし…

好きな人を苦しめてたのかもしれない。




自分の過去とかそういうものを聖夜に押しつけてたのかな?




あの子を選ぶことも勇気がいることだったのかもしれないのに…





昔読んだ本にこんな言葉があった。




《誰も傷つかない恋愛などない。誰かが笑えば誰かは泣くもの》



少しだけ意味が分かった気がした。


小さい頃にあたしが幸せを感じて笑ってた時、あの子は泣いてたのかもしれない。



あの子が幸せを感じて笑ってた時、あたしは…泣いてた。





お父さん達の恋愛であたし達みんなが傷ついた。



聖夜との恋愛でも…


あたし達…
傷ついてるのかな…