暦を忘れたある日、私はくしゃみの弾みに、蔦が反応することに気付いた。
試しに腹筋を使ってみたり、肛門に力を貯めた。体に残る動かせる部分を使って、蔦が動く事を発見した。
私は長い月日を掛けて、いつしか自分で蔦を動かせるようになった。
思い通りに動かせることになって、喜びにも似た満足感が沸き上がった。
私は血の通った新たな手足を得たのだ。
早速、私は体全体を蔦で覆い、再び獣に襲われないよう木の中に身を隠した。
試しに腹筋を使ってみたり、肛門に力を貯めた。体に残る動かせる部分を使って、蔦が動く事を発見した。
私は長い月日を掛けて、いつしか自分で蔦を動かせるようになった。
思い通りに動かせることになって、喜びにも似た満足感が沸き上がった。
私は血の通った新たな手足を得たのだ。
早速、私は体全体を蔦で覆い、再び獣に襲われないよう木の中に身を隠した。



