「ユリ、あなた裃学園に転校することになったの。」


「.......え―――――!!!!」


「訳はおりを見て話すわ。もうローゼ様とも話をつけてあるから。多分5月の3週目になると思うわ。」


「そうよ。これからよろしくね。ユリさん。精一杯配慮するわ。」


「は...はい....。」


頭が混乱してきた.....。


「でもさうち貧乏だよ?ただでさえ今学費は国の奨励金で払ってるのに。噂じゃ1ヶ月の授業料2億でしょ?どこにそんなお金あるの!!」


「それはあなたには関係ないわ。」


急に冷たい態度を取られてちょっと驚いた。


「お....お母さん?」


「とりあえず、今日からこの家だから。後のことはよろしくね理央君。」


軽く話を反らされた。


「わかりました。」


え?いつの間にいたの?


この後は、桜井に連れられてどこかの部屋に行った...。