「俺はお前のこと・・・


  
 今でも、好きだ。」

えっ!
う、嘘だ。
今・・・好きって
言った。

「う、嘘だ。
 だって、私 
 振られたよ。」
「あん時はまだ
 子供だったん。

 だから、親に従うしか
 なかった。
 
 でも、これからは俺が
 ちゃんと守るから・・・。」
「ほんとに?」

私は不安になった。
また別れる事になったら
今度こそ私は壊れると思う。

「当たり前。
 もう、不安な思いは
 させねぇよ。」