愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜

帰り道。今日は料理をする気になれそうもないので、二人分のお弁当を買った。


お肉が好きな神林君にはヒレカツ弁当。お肉が苦手な私のはエビフライ弁当。


重い足取りでアパートに帰ると、私の部屋にはしっかり明かりが点いていた。


「ただいま……」


「お帰りなさい」


部屋に入ると、白いTシャツに短パン姿の神林君が出迎えてくれた。


「悪いんだけど今夜はおべ……きゃっ」


“お弁当なの”と言おうとしたら、神林君にギューッと抱きしめられてしまった。