愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜

「どんな女なのかなあ?」


「それがさ、すっごい美人らしいよ。歳は少し上っぽいんだって」


「でもさあ、彼女とは限らないんじゃない、その女。ただの知り合いかもしれないし、たとえば生命保険のセールスレディとかさ……」


うんうん、そうよそうよ。


「残念でしたー。その女、“祐樹、お疲れさま!”とか言って神林君に抱き着いて、チュッてキスしたんだって。そして腕を組んで歩き出したそうよ。どう見ても恋人同士だってさ」


「そっか……」


そうなんだ……


「いいオトコはすぐ売れちゃうよねえ?」


「だねえ? 残るはカスばっかり!」


「キャハハ、それ言えてるー」


つまり、アナタ達も“カス”って事じゃない?


私もだけど……