だが俺は弘美を責め立てることは出来なかった。 なぜならある意味弘美は社会の犠牲者だからだ。こんな格差社会の中でも弘美はひとりの女として、そして一人の人間として精一杯生きている。 それを誰が責められようか。 もし責めるとすれば、責めるべき相手が違う。