見えない二人の距離



取れなかったら、オレかっこわりぃ。


オレが躊躇っていると

澪がオレの服を引っ張ってきた。



マズイ……


「純平、お願い」



くると分かってても、この攻撃に対処法はなくて



「はぁ…わかった」


澪には絶対に敵わない。



オレは的屋のオヤジに金を払い、1度深呼吸をする。



「お、にぃちゃん当たり狙いか!」


オレが狙いを定めていると横からオヤジが余計なことを言ってくる。


チッ…うるせぇ。



「純平…よ~く狙ってよ?」


「……」


分かってる。



オレの狙いが定まった。



―――パンッ