高校3年になったばかりの春。 オレと澪が築きあげてきた関係は 不思議なもので 友達とは違う感じで でも恋人とは言えない そんな関係だった。 「今日はあたしが奢るね」 「は?いいから」 女に奢らせるとかマジやだ。 「だめ。絶対奢るから」 つーかありえねぇって 「何度も言わせんな。オレはアイツとは違うから、マジで奢りはなし」 オレまで同類になっちまうだろ。 「ぁ…ごめん…」 前からずっと言ってるのに それで傷つくのはおまえなのに おまえは言わねぇとわかんねぇから…