わたしがメガネをかけようとすると、 「聖菜!」 瑞希が大きな声を出した。 「な、なに?」 「目、すっごく大きいんじゃない!びっくりしちゃった。絶対コンタクトにするべきだよ!」 「え、あ、そ、そう?ありがと」 「うん、イケるよ。イメチェン!」 瑞希に太鼓判を押してもらって、少し前向きな気持ちになれた。