――――――――…… ふと気が付くともうすっかり暗くなっていて、雨も上がり星が綺麗に出ていた。 時計をみると、もう8時をまわっている。 「うわっ!!もうこんな時間!! ごめんなさい秋山くん!!」 そう言いながら ばっ と秋山くんから離れた。 その瞬間、秋山くんの表情が少し哀しげにみえたような……… でもすぐにまたいつもの表情になった。 「送ってくよ」