――――――――――― ――――――――― ――――――― 「俺…は……………」 我に返ると、俺はまた真っ暗な並木道のど真ん中で立ち尽くしていた。 …夢…………? ―チリンッ 「夢じゃない…」 鈴の音が聞こえる… 急かすように…何かを… 『急いで…海岸へ……』 海岸……海岸へ行けばいいの? 『急いで』 声に急かされるように全速力で駆け出す。 美琴ちゃんの事と何か関係があるのかもしれない… なら尚更…行かなきゃ… 「美琴ちゃん…」 秋の風を裂いて走る。 声に導かれるままに………