サクラドロップス


ぜんぜん、そんな風には思わないけど・・・

「・・・ま、仕事にマジメに取り組む姿は悪くないわよ」

と、だけは言っておく。

すると、何を勘違いしたのか安藤は・・・

「ユキさん・・・とうとうオレに惚れましたね☆」

と、またしてもウィンクをしてきたので、アタシは。

「だから、アタシは犬じゃなくて猫派だって言ってんの」

と、返してやる。

「えー!!それって、そういう意味ですかぁ???」

「他にどんな意味があるのよ」

「えー、ただ、普通に犬より猫が好きなんだなぁって思ってました。いいですよ、オレ、今日からモモちゃん見て猫キャラ研究しますから!」

「・・・安藤、そういう意味でもないわ」

「じゃあ山猫ですか、イリオモテ山猫でも捕まえて来ますか、いっそ!」

「国内希少野生動植物種は飼えません」

「うっわ!なんかユキさん難しいこと言いました?言いましたネ?オレのこと誤魔化そうとしてません?」

「・・・安藤、アンタ、ホントに六大出身?早稲○の隣じゃない?」

「は?何すか、それ」


・・・バカ○大学・・・


そんなくだらない話をしながらも予定通り30分で残業は終わり

それから10分後には、会社を出ることが出来た。