「ふーん、モモちゃんと安藤は仲良し?」
「仲良しですよ?ばーちゃんの次にオレに懐いてるんじゃないかな。ユキさんちのサクラちゃんとも、きっとすぐ仲良くなって見せますから!」
「仲良くなる機会ないんじゃないの?それにサクラはけっこう警戒心強いし、一回や二回顔見ただけじゃ懐かないわよ」
そう・・・だから
ツバサくんとの接し方が、異常なのだ。
「何気にガードはらないで下さいよ。ま、イイです。傷だらけになろうともオレは諦めませんから」
「安藤がサクラと仲良くなっても仕方ないし!それに安藤とサクラは相性悪いと思うわよ。ウチのサクラちゃん、ワンコ大嫌いだから」
「・・・犬が嫌いだとなんでオレと相性悪くなるんですか?」
「だって安藤、犬っぽいもん。性格が」
「また微妙だなそれは・・・んん?でもドーベルマンとかシェパードだったら寡黙でカッコイイっすかね?」
「・・・アンタは日本犬だと思うわよ」
実家のしばわんこに顔が似てるとは、さすがに言えないアタシなの。
「秋田犬とかもカッコイイですよね。凛々しいって言うか・・・まいったな、ユキさんの中でオレそんなイメージですか?」
・・・ぜんぜん。


