共有環境の相関とか統計的有意差とか 時々難しいことを言う人もいたけれど アタシたち2人の関係は、数字で割り切れるようなものではなく、言葉で説明出来るものでもない。 『イツキ』だから、大切。 『イツキ』だから、すき。 それしか、答えようがないのだ。 母の子宮の中にいる時から、アタシはずっとイツキの鼓動を聴いていた。 ザーザーという心地の良い騒音の中で あたたかい羊水に守られながら、僅かな壁をはさんで 感じられる、イツキの存在が嬉しかった。