初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~


…サラ…ッ…。
柔らかい、彼の髪…。

ふわ…っ。
滑らかな感触の頬を手のひらで包む。

親指で睫毛をそっとなぞると、大きな目がスッと閉じられる。

薄桃色の唇に人差し指をそっと当ててみる。
ツヤツヤ…してる。


変かな…、私。
自分でも、少しおかしいと思う。
だけど、結城くんに…、触れてみたかった。



――――一通り私に好きにさせた後で、彼の目がそっと開いた。

「………」

「あ…、ごめ…ん、…その…、綺麗だなって…。
触れてみたかったの」

「……顔に触れてくる女なんて初めてだよ。
お前、ほんと変わってるな。

……しかも、なんか…エロいし」