初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~

その時、私の後ろから声がした。

「ああ。俺もそろそろお前を追い出すつもりだった。

その代わり英語のスピーチコンテストと合唱コンクールの予算案は俺が仕上げておくわ」

「そうしてもらえると助かる。

じゃ…お先に」

夏目くんは私にニコリと笑いかけてから部屋を出て行った。

「………」

…驚いた。一応、『生徒会』、きちんとやってんのね。

まあ、当たり前だけど。

だけどこの人達って…、寝る暇あんの?
特進の勉強と、生徒会と、レンタルラバークラブと、その経営…。

しかも結城くんは時々、運動部の試合の助っ人なんかもしてるよね…。

……不思議…。