初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~


夏目くんが困った様に笑いながら椅子をクルリと後ろに回して、私に背を向けると窓際に向かって話す。


「……だってさ。
どうする…?会長」

…は?……会長…?


窓際の長椅子から突然ムクッと起き上がる男子。

…うわ!!

……結城くん…。

机の後ろだったから見えなかった。

彼は不機嫌そうな顔で、前髪を軽くかき上げるとキラッと私を射ぬく様に見た。

……うっ。や…やだ、どうしよ。

は…恥ずかしいんだけど…。