「俺の出来る全ての事を杏奈にしてやる。
ホント、後悔はさせねぇから。

お前の言う事なら何でも聞く。
例え夜中でも呼ばれたら駆けつける。

……他に…質問は?」


私は泣きながらふるふると首を振った。

も…、いい。充分だよ。


だけど…心の中では別の思いが叫んでいた。


―――これが、本当だったなら……――