「なっ…、何でもないっす!」 ぎゃー!何か緊張で変な話し方になっちゃった!! 「あはは!ないっす、だって! お前、面白ぇな」 ううう…っ。 もう、消えてしまいたい…。 彼はひとしきり笑った後、拗ねた私を歩道脇のベンチに座らせた。 「ごめん、ごめん。 もう笑わないから。ぷくく…っ…。 俺、飲み物買って来る。待ってろ」 そう言って自販機に向かって行く。 その後ろ姿を見ながら私は、ベーッと舌を出した。 …だけど意外だったな。 あんな風に爆笑したりするんだ。