「…まだ、解ってなかったの? …君、天然?」 「…なっ…」 何よ!?…天然?ですって? 分かる訳ないだろぉぉ!! 今にも部屋を飛び出して逃げ出しそうな私を見て夏目くんは、ハッとした顔をした。 …と言うより、正確には、私の更に向こう…。 私の後ろを見て……かな。 「……柊…」 夏目くんが呟いて、私も後ろを振り返った。 そこにいたのは…、同じく藤木学園の制服を着た男の子。