「柊様、お早うございます。 朝食のご用意が整っております」 執事の声で目が覚める。 ……何時だろ。 時計を見て……、パチッと目が開く。 ヤベ……っ! 「何でもっと早く起こしてくれないんだよ!?」 俺はベッドから飛び上がりパジャマを脱いで床に投げ捨てると、クローゼットの扉を勢いよく開けた。 シャツとジーンズを身に付けながら執事を睨み付ける。 「昨夜は遅くまで利益グラフを分析しておられた様ですので今朝は少し遠慮致しました」 執事は俺の投げ捨てたパジャマを拾いながら飄々と答える。