「…へえ。……成長したじゃん。
そんな顔で、おねだりなんか出来る様になったのか」
え、そんな顔って…。
「…これでもだいぶ我慢してんだからな。
………煽るなよ」
え?え?
そう言って彼は私を膝にちょこんと乗せた。
「…えへえ。…抱っこだ」
嬉しくなって呟くと柊がキュッと包み込む様に抱き締めてくれた。
その腕を私もキュッと両手で胸に抱いて顔をすり寄せる。
「……全く…。初めて二人になった時から思ってた。お前は俺の気持ちなんて、いつだってお構い無しだ。
やりたい様にやりやがって。
我が儘なヤツ…」
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