廊下の方から女子の悲鳴が聞こえる。 …何なの? しかも、この声の響きは…一人や二人じゃない。 これって…。嫌な予感が…。 『キャー!!』 『キャー!!』 ……まさか…よね? 「…ねえ、由依。 私、嫌な予感が」 「うん。きっと私と杏奈の考えてる事は同じだわ」 二人でソーッと教室のドアから顔だけ出して廊下を覗いてみる。 廊下の隅に人だかり。 「……」 その先に何があるのか… 見えないけれど…。