……突然、何の前触れもなく私の前に現れたプリンスは会う度、一秒ごとに私の深い部分に向かって入り込んでくる。 実は……。 彼のくれる全てが……本物なのか、 ――――借り物なのか…、 私はまだ混乱している。 千尋くんには、お金を支払う事を断ったけれど、本当にそれで良かったのかな。 柊が私に優しいのは、……本当は私が客だからなんじゃないの…? 恋愛に於いては百戦錬磨のクラブのナンバーワンだった柊が、私の様な初心者を落とす事くらい容易い事だろうから。