「すぐに自惚れるんだから…」 私は柊を軽く睨んだ。 「別に自惚れてなんかねぇし。 むしろ俺の方がお前に惚れてると思うけど? 杏奈…、俺…マジでお前が好きだから」 「やっ…何言ってんのよ。 そんなだとプリンスのイメージダウンだからね」 「何だそれ。 別にうちの親は王様じゃねぇぞ。だから俺も王子じゃねぇ」 「……」 そういう意味じゃないでしょ…。 ……ひねくれ王子め。