私はおろおろしながら、取り敢えず隅の椅子に座った。 「で…話を戻すと…、同好会からの部への昇格申請が今月は二件…あるという事ですね。 会長…、許可申請の内容に疑問点はありますか?」 「いや…、ないけど、この生物研究同好会っていうのは活動の内容が曖昧だな。 趣旨もイマイチ理解出来ない。 虚偽の別目的の団体の可能性がないか調べた方がいい。 夏目、再調査にしておいて」 柊が何か書類を渡すと千尋くんが「はい」と言ってそれを受け取る。