俺が驚きで彼女を睨んでいると、彼女も笑顔を消して俺を睨み返してきた。 「やるの?やらないの?」 「……やらねぇよ。 もう、辞めたんだ。残念だったな」 ふと見ると彼女の細い足首がカタカタ震えている。 …春先の中庭が寒い訳ではないだろう。 「………何でそんな事を言い出したんだ? 大体、どこで知った?」 「…私の母が……あなたのユーザーだったのよ。 ……中津…恵美…。 覚えてる?」 恵美さんの娘か…。