そんな彼女の視線をこちらに向ける時が来た。 そんな事を考えていると、突然俺の肩に手が置かれた。 「?」 振り返るとそこにいたのは同じクラスの、中津香澄。 「…結城くん」 「ん?何。何か用?」 他の女なんてどうでもいい。 面倒臭い。 「話があるの」 「俺はないよ」 「あら…。冷たいのね。あなたにとっては聞いておいた方がいいと思う話だけど」 ……何だ、この女。 今まで話した事もなかったのにやたら馴れ馴れしい。