初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~


「………」

「あ、…あの…私…」

ぎ、ぎゃああっ…。

どうしよ…。


「…あ、お客さん?
ごめんね、驚かせて」

一瞬、固まっていた彼だけど、気を取り直したかの様ににこやかに話し掛けてきた。

「え、お客…って…」

何なの?
由依をもっと問い詰めるんだった、って死ぬほど後悔してももう遅い。

この事態を乗り切るにはこの人に聞くしかないのね…。

「あの、私、分からなくて、何でか……、いつの間にか…」

慌てて話せば話すほどに意味不明になっていく。