――俺は帰ってから早速、由依の携帯に電話をした。 『はい、千尋?何、電話してくるなんて珍しいじゃん』 「あ、うん。ちょっと聞きたくてさ」 『何、何?どしたの、急に』 由依が楽し気に聞いてくる。 「あの、今日一緒にいた子、友達だろ。 サッカー観に来てた」 『え?杏奈の事? なぁに!?タイプなの!?意外!!』 「や、俺じゃないよ。ツレがさ」 『ツレ?サッカーの時のあんたのツレって言ったら結城くんしかいないじゃん!! えええ!?まさかだよね!?』