ふと、柊の方を見るとどこか一点をじっと見つめて固まっていた。 ……ん?どうしたんだろう。 柊の視線の先に俺も目を遣った。 そこには原田と……二人の女子。 ん……?あれは…、由依か? もう一人は…誰だろう。 「おい、柊。どうしたんだ?」 柊は原田達から目を逸らさないまま言った。 「千尋、あの子、何年生? お前、知ってるか」 「は?あの子って、あの二人? 俺らと同じだよ。 ちなみに髪の短い方は俺の従姉妹だけど?」