「趣味で少し持ってる。 ……一億くらいかな…」 「はあ!?一億!?」 「ああ。まあ、…苦労して手に入れた訳じゃないから好きにしたらいい」 …趣味で…一億……って。 柊は顔色一つ変えずに言ってのける。 そうか、それでいつも携帯見てるのか…、って、 そうじゃなくて。 「いや、違うんだ。 実は三ヶ月前からもう会社を始めたんだ」 「は?…そのために…?」 「そう。資金が集まり次第、解散する予定でね」 「解散…って、数人で? 何の会社?」