初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~


「結城くん、俺の家は病院なんだ。
君と仲良くする事は、君の言う意味では俺の将来に何の役にも立たないな」

「………」

「特進の奴らとは顔見知りではあるけど、気が合うかと聞かれたらそうとは言えない。

何ていうか、みんな真面目過ぎて。

君と過ごしたら毎日が楽しそうだ。

……仲良くなりたい理由としては不合格かな?」


俺がそう言うと柊は初めてふわりと微かに笑った。


「…お前、…面白いな。

合否はまだ出ないよ。
俺の試験は期間が長いんだ」


俺達はそう言い合ってからクスリと笑い合った。