「あーやっぱり外に出ないとダメだね。空気が気持ち良いよ☆」



モヤシ男さんはベンチに座るなり深呼吸を数回してそう言った。



「そうですね。早く腰が治れば自由に外出できるのに。」



私は早く元気になってもらいたい…




いつもみたいに一緒に外に出たい…




「ありがとう。1人なら絶対今頃ヤバかったよ…ホントにありがとう。」



「そんな…私なんて何もできないし、迷惑かけてばっかりですし…」



「そんな事ないよ…居てくれるだけでなんか楽しいし。なんだろね…うまく言えないけど…」




「えっ!?ホントですか?」




今…居てくれるだけで楽しいって…



言ってくれましたよね?




キャーー告白?


これってラブですか!?




ついつい興奮しちゃう…




「よくわかんないけど…楽しいよ。」




私は倒れそうになった…



その言葉が嬉しすぎて♪