それから2時間後…


私はリタイアした事を知り、急いでモヤシ男さんのもとへ向かった…



「モヤシ男さん!」
私はテントに入るなり名前を呼んだ…

「あー…モヤシ女さん…すいません。せっかく待っててくれたのに…」



ずっと待ってましたよ…



でも、無事で良かった…



「いえ…私は別に大丈夫ですから。」


「そう…ホントにごめんね…」



「いいですよ!気にしないで下さいよ!」


どうせ…後で依頼者に怒られてしまうんだから…


今は、私が励ましてあげないと…



「あっ…そうだ、水筒かしてくれる?ちょっと腰がぬけた拍子に痛めたみたいで…」



…モヤシ茶ですね。


「はい。どうぞ!」


私は、肩にぶら下げてた水筒をモヤシ男さんに渡した…