「あ、鍵…」
テーブルに置いたままのシルバーの鍵を手にする。
拓夢の部屋の鍵…。
なるべく早く帰ってこよう。
拓夢の具合も気になる。
なによりせっかくのオフなんだから、拓夢と一緒にいたい。
ほんと、拓夢のいる寝室はいったいどこなんだろう。
そんなことを考えながら、広すぎる拓夢の家を静かに出る。
鍵を閉めて鞄にしまってからサングラスをかけると、ヒロトとの待ち合わせ場所まで急いだ。
新しいマネージャーは、いったいどんな人なのだろうか。
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