拓夢は、喜んでくれるかな? 拓夢のことを考えると、自然と笑みを浮かべてしまう自分がいた。 ああ、自分が恥ずかしい… そろそろ出来上がったかな、と味見をしてから火を止め、器に盛り付ける。 リビングにある時計を見ると、私が来た時から1時間が経っていた。 時刻は11時30分。 昼食にはまだ少し早い時間だった。 「拓夢、寝てるよね…?」 拓夢の様子を見に行こうと思い、お粥を食卓にそっと置いてからリビングを出た。 そこでふと、気付く。 私、拓夢の寝室の場所知らない。