「愛してるよ。」 手が緩んで体を離した。 海斗と目が合って、 海斗の顔が近づいてきて、 あたしたちは二度目のキスをした。 『愛してる』は、 あたしたちに似合わないと思ってきた。 子供だったあの頃。 大人になったんだと感じるね。 「あたしも海斗を愛してます」