「lovesong…?花梨らしくないな」



「真崎先ぱっ…!」



いつのまに……



さっきまで女の子達の真ん中で笑ってたのに。



「潤…だよ。俺の名前」



真崎先輩……


不安そうに瞳を小さく揺らしてる



もしかして、先輩も不安だった……?




「……潤先輩」


ヤバい、顔あつ……



手を顔の前でパタパタしてたら、潤先輩の香水の匂いに包まれた。




っ……/////



「俺、風太に妬きもちなんて妬いてないから……。風太は名前でなんで俺は、なんて思ってないから」



先輩…ある意味正直すぎます…



「なぁ。これから俺に届くように歌えよ?今回は貰いに行ってやったんだから」



満面の笑みで本調子の潤先輩



ついさっきの先輩はどこへやら



でも、これからはきちんと届くように歌うね!