「………これお昼??」


「………っえ?!は、はい!!」



なんと結城くんが私に話しかけてきてくれた



一気に心拍数があがる



ばくばくばくばくって泊まる気配は毛頭ない



(やばいどーしよ、今日私の命日かも…)



病名は急性ばくばく症候群



結城くんがかっこよすぎておこる病気だ



だがそんなのお構いなしに結城くんが話を続ける



「これで足りるの??」

「…だ、だいえっとちゅーなんでしゅッ!?」


(か、噛んだ?!///)



あーもう私ってホントださい!!


だけど結城くんはクスッて小さく笑うとそんなのしなくてもいいのに、と耳元で呟いた


「十分痩せてるじゃん」



これ以上痩せる必要ないよーってっこれは間違いなく私にだけ向けられてる笑顔だよね??


わたしがきんちょーでうつむいてると




「はいこれサービス」




そう言って袋を渡された